私という”野良猫”について

その他

事業承継でストレスを感じている方へ。

家族経営の中で、
「なぜこんなにしんどいのか」と感じることはないでしょうか。

【来歴】

1973年東京の下町で個人会社経営の家庭に長男として生誕。
父は”他人には良い人”だが身内には比較的高圧的で、
私が成人を過ぎる迄殆ど会話した記憶がない。

母は曲がったことを嫌う等生真面目な性格。
目の前にあることを兎に角一所懸命にこなす人。
それ故か自分の理解外の事物を受け入れたがらない。

私自身は周囲からは「優しい子」「大人しい子」と言われていた。
それはその様な家庭環境で育ったこともあり、
人の目を必要以上に気にして生きてきた現れだと自分自身思っている。

その為か『人に優しくしたくて』していることと、
自分が傷つきたくない一心から人に対する「甘さ」や「恐れ」からの『譲歩』が混同し、
成人して暫くはそのことに自己嫌悪を持っていた。

そんな背景が手伝ってか、幼少期は学校でイジメを受けていた経験がある。
現代では引越をして環境を変える等、イジメに対する対応・ものの見方も若干ではあるが変わりつつあるものの、
当時の風潮として、「弱い」「根性なし」と評され、
そんな状態でも学校に行くことは当たり前とされていた。
多分に漏れず我が家も同様であった。

思い起こせばこの時から様々な人間関係のストレスに晒されてきた記憶がある。

やがて大学に入学、部活動生活は非常に充実していたし、
そちらでの人間関係や経験はこれから社会に出て働くことに不安を感じていた中で
心の支えとなっていた。


卒業後は母の知人の会社に縁故入社したが、
ある種特殊な会社環境だったこともあって次第に自分自身の心の置き所がわからなくなり
精神的な理由で一年半で退社、
しばらく休養の感覚で無職・アルバイト生活を送る。

それ以降は色々ありまして。
・20代半ばにメンタル病発症
・結婚/離婚
・40歳を前に先代社長(父)との死別

等を経ました。

この間の体験を通して、ストレスに対して自分なりに辿り着いた意見があります。
そちらに関しては、
▶ストレスとは何か|私が辿り着いた4つの不均衡理論

をご覧下さい。

そんな私は自身を”野良猫”と評しています。

野良猫は、

日陰でびくびくしながら育った幼猫期を経て、
ある時「自分の足で立って日向の道を歩きたい!」と願い、
自らの足でエサを取りに行く為に様々な困難を乗り越えて、
傷つきながらも陽だまりの道を歩き始める。
決して他に混じって埋もれることなく日々を生きる孤高の存在。

私はそんな存在でありたいと思って生きてきました。

そんな志向が事業承継者であることと上手く噛み合わない点もありますが(笑)

業務に関して

私が承継した仕事は、その大半が大きな会社からの下請け仕事で成り立っているものですが、
翻ってそちらの状況によっては仕事がなくなり、
企業存続可否の問題まで影響されてしまう”待ちの”業務体制でした。

とはいっても無論仕事を頂けることは本当にありがたいことと思っていますが、
同時に、

しっかりと地に足がついた
“自身の力で歩んでいける自律した企業”である事、
“会社としての特色・強みを明確にする事”

は必要であると気づかされ、
以前の様な業務体制だけでなく、

お客様の困った事例を解決、こうしたいと思われるアイデア等を形にする、
こちらからお客様に発信が出来る提案型営業

を志し、現在進行系で試行錯誤しながら経営・営業活動をしております。

まとめ

私は先々、業界問わずで製品や人・企業の持つ価値を引き出し、
世の中でより活躍出来るようにサポートする存在になることを目指しております。
まだ道半ばですが、まずは自社で実績を作ってからと、実務を通して日々勤しんでいます。

単にモノを販売するだけでなく、
それを使うことでの価値を深堀り、最大化。
人で言えば、その人の(気づいてない)良いところを何気なく引き出していき
延ばしていく手伝いをすること。

こんな事を私は現在心がけて行っています。

やがては野良猫よろしく、
フラフラと旅周りがてら全国の取引先さんを訪ね、
先方で困り事があれば一助となり、
人やモノに価値を与え続けられる人間になりたいと思っています。

勿論その時点では今の事業承継は終わって私の代に完全に移行してますが、
その時も変わらず今の私と同じ様に家族経営内のストレスの”乗りこなし”に苦慮されている方々の心の拠り所の一つとなれていたら何よりと思います。

このブログとドメイン名の「stress-surf」はそんな思いで作りました。

人が関わる以上、
生きていればストレスを完全に避けることはできません。

似た様な環境であっても、
人によって導き出す答えは違うものになり得ます。
だからこそこのブログには
読者様ご自身が直面されている”問題打開のヒント”があるかもしれない。

そんな感じで今後お付き合いを頂けますと幸いです。


ここまで読んでいただきありがとうございます。

事業承継のストレスは、
能力や性格の問題ではなく、
構造によって生まれるものです。

もし今しんどさを感じているのであれば、

それはあなたの問題ではなく、
環境によるものかもしれません。

▼あわせて読みたい▼
〇私自身、この苦しさを長い間「自分の問題」だと思っていました。
しかし後になって振り返ると、
能力や性格ではなく、家族経営特有の構造が大きく影響していたように感じています。
▶ 事業承継のストレスは能力ではなく構造の問題だった話

相談できない状態が続くと、
〇少しずつ判断すること自体が重く感じられるようになっていきました。
▶ 判断できなくなったのは能力ではなく状態の問題だった話

〇少し楽になれた背景には、
自分なりに続けていた支えもありました。
▶ 続けられた対策や支えについてはこちら

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